「消費」はそもそも地球に優しくないと思っています。
ここでいう消費とは、商品やサービスを購入して使うことです。それらはほぼ石油エネルギーを使って作ったり輸送されて、私たち消費者の手元に届いています(農作物でさえも)。原材料やパッケージが持続可能な天然のものだけでできていることはほとんどなく、天然の原材料でできた製品までもが大概はプラスチックやビニールで包装されています。
どんなにナチュラルに見える製品も、製造過程のどこかで石油エネルギーを使って作られています。シュロのタワシを作る工場が照明を使わず冷房も使っていないなど、ありえるでしょうか?
では奴隷労働さながら、冷房も照明もない山小屋で人力のみで作ったら?となると、その人間のエネルギーはどこからくるのか?という話になってきます。
石油を使う農業機械で作った農作物や、大規模な畜産や近代漁業でとった食べ物をエネルギーとしている人間の労働は、環境負荷の観点では石油エネルギーを使っているのと同じことです。
となると地産地消、自給自足で機械を一切使わないで作って運んだものだけを食べる人間がやった労働だけが可とされます。しかも製造過程で照明も電気も使えませんし、商品の輸送に石油エネルギーを使わないなら近所で売り歩くのが精いっぱい。販路拡大も見込めません。これは現実的には無理な話です。
ありふれた結論ですが、今できることは
- 完璧にしようと思わない
- できるだけ石油エネルギーを使わないで作られたものを選ぶ
- 一年前の私より減らす
これくらい。そして消費者の「選ぶ」力によって、地球にやさしくないものを大量に作ろうとする資本主義の力を減らすことです。自分の力の小ささに絶望しそうになりますが、まずはこうするしかないのかなと思います。


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